品種名:北ロマン
五月中旬ころから種蒔きをします。10日くらいで芽が出始め、それと一緒に雑草の芽も動き出します。
トラクターでカルチという機械を小豆畑にかけて、雑草を退治します。一週間に一回はかけないと、また次の雑草の種が芽を出します。それを作物が畝間の土が見えなくなる頃まで繰り返します。
機械で取りきれなかった雑草は手除草で取ります。ホーガマという道具を手に持って、パートさんたちが広い畑に並んで一列ずつ見て行きます。
七月下旬に小豆の花が咲きます。花の数だけ鞘が着くので、この時期に大雨や強風がこなければ、秋の豊作が期待できます。
花が落ち、鞘が着き始めると、葉や茎が黄化してきます。葉が落ちきって、茎と鞘がカラカラに乾いたら、九月下旬から収穫です。豆刈機で刈って、ピックアップヘッドを着けたコンバインで拾いあげていきます。
真っ赤なふっくらとした形の小豆が収穫できると嬉しくなります。五俵/10aが目標で、六俵なんて年も極稀にあります。