美味しさの秘密

土づくりと栄養と美味しさ!健康に寄与する大牧農場のおいしく栄養たっぷりな「ミネラル栽培」

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大牧農場周辺の土と気候

大牧農場周辺の土の性質は湿性火山灰植土壌と乾性火山灰土壌の2通りあり、平坦な農地がどこまでも広がっています。

また気候は夏、冬、ともに晴天が多く、夏は寒暖の差が激しく冬は積雪が約50㎝になります。特に寒暖の激しい夏の気候は、穀物や根菜類に栄養分が高く蓄えられる為美味しい栄養価の高いものが生産されます。

大牧農場の農地

良質な堆肥で土づくり

土づくりには良質な堆肥が欠かせません。大牧農場は近隣農家や企業と契約し良質な堆肥を集めています。堆肥の主な原料としては、バーク堆肥、鶏糞、麦稈堆肥、野菜残さ(玉葱・長芋・人参等)、小麦の麦稈などです。これだけの堆肥原料をすべて近隣から集めることができるのは大変恵まれています。

集められた堆肥原料はバックホーやショベルで混和し、屋根付き堆肥盤(エアレーション完備)で専用攪拌機によって攪拌し、完成した堆肥をマニアスプレッダーで圃場に3~5t散布します。

堆肥の散布

緑肥栽培

小麦の収穫後や休耕地では緑肥となる、えん麦(ヘイオーツ)を栽培します。二か月ほど成長したえん麦はチョッパーで細断され、プラウで土中に鋤き込みます。

緑肥栽培

輪作体系

連作障害を防ぐため、同じ作物を続けて作らずに、3~5年間隔で計画的に作付を考えています。そのために十勝の畑は高いところから見ると、まるでパッチワークのように緑や茶色や黄色など色とりどりの四角い畑が並んだ風景が見られます。それぞれの生産者の栽培作物の種類によって輪作の栽培パターンは変わります。

輪作による畑の風景

土の品質維持のための土壌分析

秋起こし後に圃場内5~8箇所(悪条件付近を主に)深さ0~30cmの土を均等に取り、土壌分析をします。前作の作物と施肥、土壌分析の結果から次年の肥料(肥料資材・配合割合の決定)の計画をします。

冬の休耕期に、農薬(防除技術・使用薬剤の確認)、栽培管理(栽培計画・栽培実績・作付計画)、機械作業(機械技術・新型機械・作業方法)の計画をします。

土壌分析

自家配合の肥料で栄養価アップ

土壌診断の結果から過剰施肥を是正して不足しがちなカルシウム、マグネシウム、銅、亜鉛、鉄などのミネラルをバランスよく肥料に補給するため、それぞれの圃場に必要な肥料の施肥設計をします。その後、施肥設計に基づいて十種類以上の単肥を自家配合します。

(有)大牧農場ではミネラル、ビタミンをたっぷり含んだ土壌ですくすく育った農作物は栄養価が高まる事を確認しています。

自家配合の肥料